心を「前と後ろ」に分けてください。目を閉じてみて、①前のほうを向く心と、②心の内側(奥・後ろ側)を見る心をイメージしてみるのです。
前を見る心は、そのまま相手を見ることに使います。反応はしません。「ただ理解する」という立場に立ちます。
後ろ側(奥)にある心では、自分の「反応」を見ます。
心が動くのは当たり前。
心の内側の動きを見張り、気づくことで、それ以上の余計な反応を止める。
それが、「不動心」ということのようです。
目指すのは、相手に勝つことではなく、心を失いそうになる自分に勝つことです。
出典はこちら。

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