この部分こそが人間の「司令塔」とも言うべき部分です。
人は、マイナス感情を抱くと、「感情脳」がマイナスホルモンを分泌します。
すると、そのマイナスホルモンは「反射脳」と「知性脳」のそれぞれに影響を及ぼします。
この部分というのは感情脳のことです。
人の脳は、以下の3層からなります。
- 大脳新皮質=知性脳
- 大脳辺縁系=感情脳
- 脳幹=反射脳
このうち、大脳辺縁系の扁桃体が、快や不快という判断を行い、それに応じて脳の中にホルモンを分泌するのだそうです。
つまり、ここがすべてのカギを握っていて、「プラス感情を抱けば、体調も、思考もプラスになって、何でもうまくいく」のだそうです。
これは、あのNo.1理論の著者、西田文郎氏の理論です。
世界一のコーチと言われるアンソニーロビンスが言うように、人は脳の能力のほんの一部しか活用できていないわけで、思い込みなどによる見えないブレーキを外すことが大事だそうですが、このようなホルモンなどの脳科学的な知見はシンプルな話であり、もっと活かすことができるのではないかと思います。
とにかく明るい空気を作って、ワクワク感を仲間や家族と高め、脳のスイッチをONにしておくことは、気持ち次第でやれる気がしませんか?
うまくいくからワクワクするのではなくて、ワクワクするからこそうまくいく。
そういうことなんですね。