1分★読書

サクッと読めてグッとくる。本のオイシイトコを1分で読めるサイト。ほぼ毎日更新中

疲労が蓄積しているチームには守りのリーダーシップが必要

f:id:gumojin:20180712223444j:image

第2段階になると、仕事は最低限とし、チ ームを維持することに意識を向けなければならない。

「攻め 」ではなく 「守り 」のリーダーシップが求められるのだ 。

出典「自衛隊メンタル教官が教える 折れないリーダーの仕事

疲労が蓄積してくると、一晩寝ても疲れがとれない。それを疲労蓄積の第2段階と筆者は言っている。そんな状態になると、ひとは同じことをするのに2倍時間がかかる。

ちなみに第3段階とは、ウツの状態である。

他人に対する思いやりを持てなくなり、許容範囲も狭くなる。そんな崩壊寸前のチームが、なんとか最低限のラインを出しながら生き延びていくために、リーダーには守りのリーダーシップが求められる。

これをリーダーシップというのかマネジメントというのか、微妙ではあるが、頑張ればうまくいくとか、モチベーションを引き出すとか、そういう攻めのリーダーシップとは違う視点が求められるのだ。

疲れは目に見えないから、大丈夫そうに思っても、メンバーは相当疲れてしまっていることもある。ステレス疲労というものだ。リーダーは、まず今は守りなのかどうかを見極めることが大事である。

一人か二人がやられてしまえば、そこをカバーできる状況にはないので、総崩れになる。全滅とはそういう状態が多いというような話も書かれている。

守りも大切だ。

疲労蓄積が人の許容範囲を狭くする

f:id:gumojin:20180711081820j:image

本人の蓄積疲労が第2段階になっただけなのだが、どうにもこうにも嫌なところが目について仕方がない。エネルギーが低下してくると、我慢する力も低下する。つまり許容範囲が狭くなっていくのだ。

出典「自衛隊メンタル教官が教える 折れないリーダーの仕事

疲労が蓄積すれば、「いい人」も「嫌な人」になる。疲労が回復すれば「いい人」に戻る。根本的に嫌な人というのもいるのだろうが、ほとんどはそれだけのことなのかもしれない。

疲労が蓄積すると、不安や焦り、怒り、不公平感などの感情が大きくなり、疑心暗鬼や卑屈な考え方をしてしまいがちになる。我慢する力が低下して、他人を許せる範囲が狭くなるのだ。

このような状況にあるメンバーは、勝手な想像膨らませて消耗したり、不安にかられて非合理な行動をする可能性がある。また、警戒心が高まり仲間と協力できなかったり、変に敵意が膨らんでチーム内がギクシャクする可能性もある。

これを防止する手立てもある。

それは、こまめにメンバーに情報を伝え、共有することだ。伝えようとすることだ。

メンバーの思いを聴くために、話を聞くことも大事である。

この状況にあるチームでは、メンバーからの報連相を待っているだけではダメなのだ。