1分★読書

サクッと読めてグッとくる。本のオイシイトコを1分で読めるサイト。ほぼ毎日更新中

人生に意味なんてないからいろいろやってみよう/「諦める力」

 f:id:gumojin:20170820220527j:image

意味を見出そうと一生懸命考えていくと最後には意味なんてなんにもないんじゃないかと思うようになった 。人生は舞台の上で 、僕は幻を見ている 。人生は暇つぶしだと思ってから 、急に自分が軽くなって 、新しいことをどんどん始められるようになった 。たかが人生 、踊らにゃそんそん 、である 。出典「諦める力 〈勝てないのは努力が足りないからじゃない〉

普通でいい。

そうは言われても生まれてきたからには意味のある人生を送りたいと思ってしまう。

為末さんは、競技人生の前半は意味のある人生への想いを動機にしてきたが、世界大会でメダルを取ってからは、そんな気持ちは冷めたという。

その境地に到達するために、やはり意味や目標を強く考えて動機付けることが必要だっただろう。そして、ゴールにほぼ到達した人だからこそ言えることなのだろうが、意味なんてものはないのかもしれないということだ。

人生は暇つぶし。

いまやりたいことをただやればいい。こちらに意味があって、そちらには意味がないとか、そういうことはないのかもしれない。

子供にとって保険になる言葉「普通でいい」/「諦める力」

 f:id:gumojin:20170818215919j:image

「平凡な人生を 」

「大それたことをしない 」

陸上だけではなくすべてのことにおいて 、僕がこれまで自由に人生の選択を重ねてこられたのは 、こうした母の言葉があったおかげだ 。母のこの言葉は 、僕にとっては 「保険 」のようなものだった 。仮にすべてのものを失ったとしても 、僕のなかにはなくならない何かが残っているという感覚だ 。

出典「諦める力 〈勝てないのは努力が足りないからじゃない〉

 為末さんが100m選手を諦め、ハードルでやってみようと切り替えられたのは、考え方にアソビがあり、かつ、なんでもやってやろうという前向きな姿勢があったからに違いない。

その秘訣はなんだったのだろう。

それはこのお母さんの言葉にある。

 平凡な人生でいいじゃないと、ハードルを下げられたから、ハードルを越えたくなったのだ。

安心してチャレンジできたのだ。

子どもの性格にもよるだろうし、近くの山に毎日登るという意志力の強いこのお母さんの言葉の重みなどもなかなか再現は難しいだろう。

しかし、「保険」になる言葉をかけてやるという発想は大切だ。子供に期待ばかりを伝えて、プレッシャーをかけていないだろうか。ハッパばかりをかけていないだろうか。

普通でいい。人生は楽しい。そんなメッセージを、普通に生きてる親としてもっと発信したいと思った。

手段を諦めても勝つことは諦めない/「諦める力」

 f:id:gumojin:20170817223819j:image

人間には変えられないことのほうが多い 。だからこそ、変えられないままでも戦えるフィールドを探すことが重要なのだ 。

僕は、これが戦略だと思っている 。

戦略とは、トレードオフである 。

つまり、諦めとセットで考えるべきものだ 。

だめなものはだめ、無理なものは無理 。そう認めたうえで、自分の強い部分をどのように生かして勝つかということを見極める 。

出典「諦める力 〈勝てないのは努力が足りないからじゃない〉

努力すればなんとかなるというわけではない。

だからこそ、自分の力で変えられる話とそうでない話を見極める力を授けたまえと神に願ったニーバーの祈りがある。

 

ただし、諦めることも大切という話であるが、勝つという目的を諦めるわけではない。手段の一つを諦めるというだけなのだ。

むしろ、自分がそれなりに打ち込んできたことであっても、手段の一つだと割り切れるアソビがあるから、為末さんは目的を諦めることなく、続けることができたし、勝てる分野を見つけることができたのだ。

 一途に何かに打ち込むという時間だけでなく、よりベターな選択を探し続ける姿勢が、戦略を生むのだ。

諦めても逃げてはいけない。

努力だけで全てなんとかなるわけではない/「諦める力」

 f:id:gumojin:20170816202110j:image

「才能じゃない 、努力が大事なんだ 」

一見すると勇気づけられるこの言葉が、ある段階を過ぎると残酷な響きになってくる 。

この言葉は 「すべてのことが努力でどうにかなる 」という意味合いを含んでいて、諦めることを許さないところがある 。

挫折することも許されず 、次の人生に踏み出すことのできない人を数多く生み出している 。

出典「諦める力 〈勝てないのは努力が足りないからじゃない〉

陸上トラック競技の世界大会で、日本人として初のメダリストとなった為末大氏は、努力すればなんとかなるという言葉は、一見美しいが残酷でもあるという。

世界でメダルを取れるほど世界を知ったからこそ、努力ではなんともならないことがあることをよく知っている。

そして、だからこそ花形の100mを諦め、400mハードルに冷静に転向できたのだ。

努力がなくては始まらないのは事実であるし、簡単にあきらめてしまえばそこまでで、やはり粘り強くやり抜く力は大切なのだろう。

しかし、このような冷静に、自分と世界を理解する感覚も大事なのだ。

冷静と情熱。このバランスは本当に難しい。

怒られるときはとにかく話を聞くこと/「指名される技術」

f:id:gumojin:20170812222337j:image

客が怒ることを伝えるときは、なるべくそれを「聞く」状況をつくる方が得策です。むしろあなたがその当事者として、相手の愚痴を聞くことが、次の関係修復のスタートの必須条件となる。

出典「指名される技術 六本木ホステスから盗んだ、稼ぐための仕事術

怒られるのは誰しも嫌です。しかし、それを覚悟で臨まなければならないときがあります。

メールですいませんと言っても収まりません。

なるべく会って、話を聞く状況を作りましょう。

ひととおり言うことを言ったら、相手も納得して、気が済んで、じゃあこれからどうするかというスタートラインにたてるのです。言い過ぎたかなという気にもなるのです。

簡単ではないことをやってる以上、失敗もある。相談していては始められなかったこともある。だから、怒りをかうことは生きていく以上避けられません。

そこを逃げずに、覚悟を決めて、話をしましょう。聞きましょう。

休日でも旅先でも仕事の主電源を切らない方がいい/「汗をかかずにトップを奪え!」

 f:id:gumojin:20170811223507j:image

旅先でも、午前に五分、午後に五分程度でいいから仕事(クリエイティブワーク)に頭をめぐらせることだ。そうやって主電源を切らず、ずっと「あれの続き」が継続している状態をキープしておくことだ。 特に、旅先のような非日常的な空間で浮かんだアイデアには面白いものが多いので、大事にしたいところである。

出典「汗をかかずにトップを奪え! 『ドラゴン桜』流ビジネス突破塾

 お盆休みなどの休日でも、仕事の主電源を切らない方が良いということみたいです。

その方が良いアイデアが浮かぶし、休み明けの仕事をスムースに始めることもできるからです。

主電源を切らずにスリープ状態にしている感じで、ちょうど良いのかなと思います。

お見送りがその日の印象を決める/「指名される技術」

 f:id:gumojin:20170810190039j:image

客のその日の店への印象は、店を出るときの印象でファイナライズされるからです 。

出典「指名される技術 六本木ホステスから盗んだ、稼ぐための仕事術

やはりお見送りは大切です。

お客さんのその日の印象は、最後の最後にファイナライズされるからです。

大事にされてるな。また来たいな。という印象が心の奥底に刻まれていることが、次につながるのです。

心を込めてお別れをしましょう。

一流のサービスマンは個人的な感情を封印する/「指名される技術」

 f:id:gumojin:20170809081837j:image

プロが仕事をするとは 、個人的な本性を封印して、いっさい出さぬことを言う 。でなければ、一流のサービスとはならない 。

出典「指名される技術  六本木ホステスから盗んだ、稼ぐための仕事術

 お客さんは対価を払う代わりに、ある範囲において、わがままを言う権利がある。それに対して、サービスを提供する側は職務として対応するのですから、個人の感情や本性を完全に封印することが求められます。

感情的なマクドナルドの店員など、あり得ないと言うわけです。

そして制服にも意味がある。ホテルマンらにとって制服は、自分を律するための道具でもあるのです。

自らの心を開くことで距離を近づけることも必要ですが、わがままに対しては、ある意味心を閉じる必要がある。このあたりのバランスが難しいですね。

わがままをさばくプロになれ/「指名される技術」

 f:id:gumojin:20170808230553j:image

面倒くさい人ほど 、周囲は合わせるのに疲れるものです 。自慢話 、相談 、口説き 、愚痴 … …主役の行動にいちいち振り回される 。だからこそ 、それを上手にさばく柔軟さ 、 「脇役のプロ 」の技術が冴える 。これこそが一流ホステスが持つ職人芸なのです 。

出典「指名される技術 六本木ホステスから盗んだ、稼ぐための仕事術

指名される技術として、面倒くさい人の自慢や愚痴、相談をうまくさばく柔軟さが挙げられています。皆が避けたくなるこのような人への応対をうまくやってのける技術は、並大抵の覚悟では身につかないのでしょう。

会社などでは仕事を進めていく中での関係性もあるので、ついつい仕事の中身での勝負に軸をおき、面倒な話は避けたくなりますが、わがままをうまくさばく技術はやはり大切です。

「一流ホステスが持つ職人芸」ですから、よほど意識して高めていく必要がありそうです。

うまくやる土台として「とにかく引き出しをぶちまけさせること」や「共犯意識を持たせること」などで信頼感や共感を得ておくことも本書には書かれていましたが、「うまくさばく」ためにはそれらをフルに動員していくことになるのでしょうね。

わがまますぎるよなぁと愚痴っている場合ではなく、ワガママどんと来い!という感覚になる感じなのですかね。難しいですが。

解決はいいが終結を提供してはならない/「指名される技術」

 f:id:gumojin:20170806210750j:image

「解決 」を提供することはあっても、「終結 」を提供してはならない 、だからこそ常に 「火種 」を提供し続ける 。これがアメリカ人の作ったビジネスモデルです 。恐ろしいですが、事実です 。

出典「指名される技術 六本木ホステスから盗んだ、稼ぐための仕事術

医薬品でもサービス業でも、戦争でもそうですが、解決を提供することはあれど、完全なる終結を提供しないというビジネスモデルが結構あります。歯医者さんさえもそうなのかもしれません。

最後の一線はあえて超えない、トドメをささないという判断が、価値や商機を継続させていくためになされているのです。

仕事では、お客さんの要望にできるだけ応えきりたい気持ちになりますが、ビジネスなのですから、そういうしたたかな発想があってもよい。

そして、そこまで意図せずとも、お客さんの要望は大きくて応え切ることは難しいことが多く、完全に満足させきることは難しいのですが、そんな状況を卑下しすぎることもない。そんなふうに思えてきました。

お客さんの期待を大きくさせすぎると次に出てくるのは不満になりますから、普通の努力で合格点をとる形で対応していくのが、継続のコツだというのは、前回の本「汗をかかずにトップを奪え!」にも書いてありましたね。