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厳格な教育の弊害はとてつもなく大きい/「アルフレッドアドラー 一瞬で自分が変わる100の言葉」

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厳格な教育による弊害は、「いくら強調しても強調しすぎることはない」

出典「アルフレッド・アドラー 一瞬で自分が変わる100の言葉

厳しく教えることはやめるべきです。

理由は2つ。

  • 教える側と教えられる側の距離が遠のくこと。
  • 厳しく教育することは甘やかしであり、調教と同じになること。

思考停止と盲目的な服従を生み出し、うまくいっても自信にならないし、失敗しても自分の責任と思えない。そんな教育になんの意味があるのか。

自由と自治が人を育てるのですね。

うまくできた体験がひとつあれば他もやれる/「アルフレッドアドラー 一瞬で自分が変わる100の言葉」

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音楽でも、ダンスでも、何でもいい。 「上手にできた」という体験を、ただひとつ作ること。その体験が 「他のことも、きっとできる 」へつながる 。

出典「アルフレッド・アドラー 一瞬で自分が変わる100の言葉

なんでもいい。

興味のあることや、取っつきやすいことで、うまくできたという体験を一つ持つことが大切です。

自分はやればできるという自信や感覚を持っていれば、他のこともやれるのです。

勉強もいいけど、まずは好きなことを一生懸命やればいい。

そして、誰かを喜ばしたいという「共同体感覚」。これも、誰か一人でいいからそう思える相手を持てれば、その感覚を世界に広げていけるのです。

君に会えて、はじめて自分の心の場所が分かった。確かにそう感じたあの頃を思い出しました。

子供を勇気づけるために親や教師にできること/「アルフレッドアドラー 一瞬で自分が変わる100の言葉」

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まずは、親や教師自身が勇気を持ち、困難な人生から逃げずに、自分で人生を切り拓く姿を見せることです。次に、相手に適切な課題を与え、手出し口出しせずトレーニングを積ませることです。そして、相手が課題を解決しているときに、適切な勇気づけの言葉をかけることです。口出しせず信じて見守ることです。

出典「アルフレッド・アドラー 一瞬で自分が変わる100の言葉

世の中に期待を持たせすぎても、脅しすぎても、子供は勇気を失います。

成功や失敗、その体験をどう意味付けるか。それも子どもが自分で決めるべき。

親や教師は余計な口出しをするなということですが、では何ができるのか?アドラーは3つを挙げています。

  1. 親や教師が自ら人生を切り拓く姿を見せる
  2. 手出し口出しせずに課題に取り組ませる
  3. 適切な勇気づけの言葉をかける

自分のことに取り組みながら、じっとがまんして子供を見守り、適切に声をかける。

これの繰り返しなのかもしれません。

子供を褒めるときは周りの子供の勇気をくじかないように注意しよう/「アルフレッドアドラー 一瞬で自分が変わる100の言葉」

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「子ども時代のほとんどすべての勇気くじきは、(他者が)ひいきされているという感覚から生じている 」とアドラーは指摘しています 。仮に親が、平等に兄弟姉妹に接していたとしても、優秀な子ども以外の兄弟姉妹は自分たちだけ差別されていると感じるでしょう 。

出典「アルフレッド・アドラー 一瞬で自分が変わる100の言葉

優秀な子供への注目や賞賛には注意しましょう。

そんなつもりはないけれども、周りにいる子供は、自分が否定されたと感じるからです。

褒めたり、勇気づけたり、感じたことを伝えたいときには、個別の場を設定したりして、子供たちの勇気がくじかれないように、注意を払うことが大切です。

大勢の中で、一人をお手本に選んで讃えることは、それほど問題ないのかもしれません。

しかし、あからさまに、他人と比べたりすることは避けるべきです。それで、発奮する子もいるかもしれませんが、そうではない場合がほとんどです。比べられることそのものに反発したくなるでしょう。

子供に世話を焼くのは真の愛情ではない/「アルフレッドアドラー 一瞬で自分が変わる100の言葉」

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「世話焼き 」は本当の愛情とは呼べません 。それは勇気づけではなく勇気くじきです 。なぜならば 、世話を焼くということは 「経験から学ぶチャンス 」や 「課題解決の訓練の機会 」を奪うことだからです 。

勇気づけとは 、相手にできるだけ機会を与えること 。できると信じて見守ることなのです 。

出典「アルフレッド・アドラー 一瞬で自分が変わる100の言葉

共同体感覚があれば、あとはその方向で行動するのみですが、そのエネルギーとして「勇気」が必要です。

「自分には能力があり価値がある」と思えるように、相手に貢献への感謝を伝えるなどの勇気づけが大切ですが、親や教師はできるだけ世話を焼かないことです。

できると信じて、見守ることで、勇気を手にするチャンスを与えましょう。

自分は一人で生きてるんじゃないし、他者は仲間だ。/「アルフレッドアドラー 一瞬で自分が変わる100の言葉」

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「自分は集団なしには生きていけない」と認め 、「自分は全体の一部である 」と考える人だけが共同体感覚を高めることができる 。

出典「アルフレッド・アドラー 一瞬で自分が変わる100の言葉

 アドラーは、「共同体感覚」があればすべてうまくいく というくらいのことを言っています。

共同体感覚があれば、

  • 他者の喜びを自分の喜びと感じられ、貢献の意識を高く保てる(幸せを感じることに直結)。
  • 他者に対して思いやりを持てる。
  • 他者に関心を持ち、注意深くなる。
  • 他者を仲間と信じて、助けを求められる。一人ではできないことをやれる。
  • 他者に対して身構えたり、シャドーボクシングをする必要がないから、緊張せず、疲れない。

 

その感覚を持つためのベースとして大切なのは、自分は一人で生きてるんじゃない。大きな世界や宇宙の流れの中で、生かされているんだという謙虚な気持ちを持つことです。

ちなみに、これは単に組織の言いなりになるということではなくて、本当に世の中に役立つためにはどうあるべきかを自分なりに考えていくことが大切です。

たくさんのご先祖さまがいて、たくさんの偶然が重なって、今の自分がある。

それを思い出すことを習慣づけたいと思います。

他者の喜びを自分の喜びと感じられれば今すぐに幸せになれる/「アルフレッドアドラー 一瞬で自分が変わる100の言葉」

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共同体感覚とは「他者を助け喜ばせることに喜びを感じる心」であり 、「奪うことよりも与えることに喜びを感じる心」です 。アドラーは言います 。「どれほど援助し、促し、喜ばせる用意があるかを調べれば、人の共同体感覚を容易にはかることができる」 。人が幸福に生きるためには、勇気とともにこの共同体感覚が必要です 。

出典「アルフレッド・アドラー 一瞬で自分が変わる100の言葉

勇気を持つことは、自分には能力があり、価値があると信じることでした。

その勇気をもってどこへ向かうかが大切です。

他者の喜び=自分の喜びと感じること

この「共同体感覚」と言われるセンスがあれば、人は幸せに生きられるということです。

情けは人の為ならず。

シンプルで当たり前に思えてしまう話ですが、忘れそうになるときもあります。

そんなときには、家族が幸せそうにしているというシーンで、改めてこれこそが自分の幸せなのだと噛みしめるところから、始めてみましょう。

仲間のようにお客さんと接すること/「アルフレッドアドラー 一瞬で自分が変わる100の言葉」

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仕事の課題でうまくいかない人は 、顧客や同僚が 「仲間 」である 、という前提で接すると良い 。仕事の課題の基本は 、交友の課題でもあるからだ 。

 出典「アルフレッド・アドラー 一瞬で自分が変わる100の言葉

仕事をうまくやるには、同僚はもちろんお客に対しても、疑わずに信じて、仲間のように、彼らの利益になることをまず行うのがよいとのこと。そうすれば、こちらの利益は後からついてくるらしい。

仕事はそこそこ悪くないという人も、もっともっとお客さんを信じて、やれることぜんぶやってもいいのかもしれませんね。しんどいけど、それで仕事が膨らんで、どこまでいくのか、新しい世界が開けるのか。まだ見たことのない世界を見てみたいと思わせるアドラーの言葉である。

意志を持って楽観を選べ。/「アドラー 一瞬で自分が変わる100の言葉」

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私たちは何もしなければ 、ついつい悲観に流されてしまいます 。そうではなく 、意志を持つのです 。意志を持って楽観を選ぶ 。すると 「勇気 、率直さ 、信頼 、勤勉などが発達していく 」とアドラ ーは述べています 。

出典「アルフレッド・アドラー 一瞬で自分が変わる100の言葉

自分には能力があり、欠点もある普通の自分でも価値がある。

世の中の役に立てるし、誰かを幸せにできる。

他人は敵ではなく、たとえ失敗しても許してくれる仲間である。

そう思えたら、逃げずに思いきりチャレンジできる。

なんとかなるさという「楽観」が必要だ。

それは、意志を持って選ぶものである。

流されるままにいけば、いろいろ心配ごとが出てきて、悲観的になってしまう。人間は本能的に危険に敏感なのだろう。

だから、意志を持って楽観を選び、モノゴトに勇敢に立ち向かい、深刻に受け止めずにいくことだ。

久しぶりのアドラー本の新作、なかなかいいですね。

リーダーは3つを併せ持つべし。徳=智×仁×勇/「帝王学の教科書」

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「勇」というのは、「智」「仁」とあわせ持ってこそ、リーダーとしての徳になるのかもしれない。

出典「帝王学の教科書―リーダー英才教育の基本」 

3つの達徳、すなわち、徳の中の徳を構成する3つは、智、仁、徳だと言われる。

智とは、洞察力や判断力。

仁とは、他人の心や立場を思いやること。

勇とは、勇気や決断力。

十分な智があったとしても、仁がなければ人々の支持を得られない。

また、仁がありすぎても、ここぞというときの勇がなければ、身を滅ぼすことになる。

ちなみに、中国の古典において、リーダーに必要とされている勇は、むしろ、後ろへ退くときの勇らしく、向こう見ずな気合だけの勇ではないことに注意が必要だ。

状況が不利だと見極めた時に、ためらわずに撤退の決断を下せる「勇」である。

この3つのバランスは、覚えておきたい。